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(信濃毎日新聞)〈社説〉入管収容死結審 裁判所は厳正な判断を

公開日
2026-07-24
メディア
信濃毎日新聞
記事要約
ウィシュマ・サンダマリさんが名古屋入管で死亡してから5年以上が過ぎたが、死因や責任はいまだ明確になっていない。遺族は、衰弱して収容に耐えられない状態だったにもかかわらず、収容を解かず適切な医療措置を怠ったとして国に損害賠償を求め、裁判は結審した。

ウィシュマさんは2021年、嘔吐や著しい体重減少が続き、飢餓状態を示す検査結果も出ていたが、外部病院への搬送や点滴を受けられないまま死亡した。入管の内部調査は死因を特定せず、監視映像や職員の日誌も十分に開示されていない。関係職員への処分も軽く、刑事告訴も不起訴となった。

事件は、司法や独立機関の監視が届かず、入管当局に権限が集中する収容制度の問題を浮き彫りにした。国籍や在留資格にかかわらず尊厳と人権は保障されるべきであり、12月の判決には、真相と責任を明確にする厳正な判断が求められる。
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被収容者等の人権,裁判

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