入管・在留関連ニュース

入管施設で亡くなったウィシュマさん 国が握る「証拠になりうるもの」の開示を巡る、遺族の新しい戦い

公開日
2025-09-25
メディア
東京新聞
記事要約
スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)は、在留資格を失い、2020年に名古屋入管に収容。体調悪化を何度も訴えたにもかかわらず、職員からは冷たい対応や嘲笑を受け、2021年3月に死亡した。

政府の調査報告書は、職員の危機意識や人権意識に欠けた対応を認めつつも、死因との因果関係は明言していない。

遺族は国に損害賠償を求めて提訴。裁判では証拠として収容中の監視カメラ映像の開示を求めているが、295時間分ある映像のうち、国が開示したのは編集された5時間分のみ。死亡当日の重要な6時間分も欠落しており、遺族側はさらなる情報開示を求めている。
タグ
被収容者等の人権

「被収容者等の人権」を含むニュース記事一覧

公開日
記事のタイトル
タグ