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「入管庁は精神疾患を把握していたのに…」 収容中に命を絶ったイタリア人男性を追悼 再発を懸念する声も

公開日
2025-11-18
メディア
東京新聞
記事要約
2022年に東京入管の収容中に自ら命を絶ったイタリア人男性の命日にあたる18日、東京入管前と国会前で追悼集会が開かれた。参加者は男性を悼むとともに、入管施設の収容や医療体制の問題を注視し続けると誓った。

東京入管前では市民団体「BOND」が集会を開き、男性の精神疾患を入管庁が把握していたことが報告され、対応に問題がなかったとする入管庁の姿勢に批判が集まった。精神疾患があっても収容を続ける方針に対して「政策を根本から作り替える必要がある」と訴える声が上がった。

国会前でもキャンドルライトを灯して追悼が行われ、参加者が入管行政の抜本的な見直しを求めるスピーチを行った。

医師や弁護士によれば、2000年以降、収容中や強制送還中に死亡した人は23人、うち自殺は7人にのぼるという。
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被収容者等の人権

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