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マップ解析で判明した「東京~埼玉」に広がる2本の“外国人居住者ベルト” 意外な地域に意外な国の住人が…知られざる多国籍ニッポンの現在

公開日
2025-08-14
メディア
デイリー新潮
記事要約
この記事は、2024年6月末時点の在留外国人統計と人口データを基に、東京都と埼玉県における外国人比率を地図化し、その分布傾向を分析したものである。結果として、外国人が集中する二つの「ベルト地帯」が明らかになった。第一のベルトは、新宿区や豊島区を起点に、川口市や蕨市などへ北西から南東に連なる地域で、外国人比率が特に高く、中国籍が最多で韓国、ベトナム、ネパール、ミャンマーなどが続く。第二のベルトは、埼玉県内の東武東上線沿線に広がり、外国人比率は2〜4%程度ながら一帯としての広がりが顕著で、中国、ベトナム、フィリピン、ネパールが中心となり、郊外ほどベトナム籍の比率が高まる傾向がある。こうした居住地の形成は都市構造や交通網の影響を受け、多文化共生の可能性を広げる一方で、住宅、教育、行政サービス、地域間格差などの課題も伴うため、地域の現状を正しく把握することが今後の住まい選びやまちづくりにとって重要であると指摘している。
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