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なぜ外国人が?「住みたい都道府県ランキング」で鳥取がまさかのトップ10入り!20ランク爆上げの「意外な理由」

公開日
2025-07-21
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THE GOLD ONLINE
記事要約
外国人が「住み続けたい」と感じる都道府県ランキング(2025年版)で、鳥取県が前年の30位から10位へと大きく順位を上げた。

出入国在留管理庁によると、2024年6月末時点で日本の在留外国人数は約358万人と過去最多を更新。背景には、コロナ禍からの回復だけでなく、労働・留学・定住目的の多様な外国人の増加がある。

NINJAの調査によると、「住み続けたい都道府県」の上位は、1位:東京都、2位:福岡県、3位:大阪府など、大都市が並ぶ。これらの地域はインフラや行政支援、雇用機会が充実しており、外国人の定着志向が高い。

鳥取県の順位急上昇の理由は、外国人インターン受け入れや多文化共生センターの整備、IT・農業分野での外国人の活躍が評価されたこと。行政支援や地域とのつながりが強く、孤立しにくい環境が整っている。

熊本県も、半導体大手TSMCの進出による雇用拡大で外国人からの人気が上昇。一方で、島根・高知・徳島などは求人や外国人支援が少なく、ランキング下位にとどまった。

また、大学のある都市では、外国人留学生が学業後に定住する傾向が見られる。都市の規模だけでなく、生活環境・支援体制・地域社会との連携といった「総合力」が、外国人の定住意欲を左右している。

今後は「外国人を受け入れる」だけでなく、「共に暮らす」ための制度と意識改革が各自治体に求められる。
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