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日本人が過去最大90万人減、1億2065万人…日本に住む外国人367万人で最多更新

公開日
2025-08-06
メディア
読売新聞
記事要約
総務省が発表した2024年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口統計によると、日本人の人口は1億2065万人余りで、前年よりおよそ91万人減少しました。この減少数と減少率はいずれも1968年の調査開始以来最大となり、16年連続での減少です。背景には少子高齢化があり、2024年の出生数は過去最少、死亡数は過去最多となったことで、出生数が死亡数を大きく下回る「自然減」が過去最大の規模に達しました。

一方、外国人の人口は約368万人で、前年から約35万人増加し、調査開始以来最多となりました。新型コロナ禍で一時減少したものの、再び増加に転じており、特に国外からの転入が転出を上回る「社会増」による影響が大きいとされています。また、外国人の出生数も死亡数を上回り、「自然増」も記録的な水準となりました。

これにより、日本人と外国人を合わせた総人口は1億2433万人余りとなり、前年から約55万人減少。外国人が総人口に占める割合は2.96%と過去最大となっています。

都道府県別では、人口が増加したのは東京都と千葉県のみで、他の45道府県は減少。特に秋田県や青森県、高知県など、東北・四国地方での減少が目立ちました。
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