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(東海テレビ)来日のきっかけは日本赤十字社の支援…外国人初“日本一の介護士”となったネパール人女性 日本式介護を世界へ

公開日
2026-06-21
メディア
東海テレビ
記事要約
愛知県清須市で働くネパール人介護士のラマ・サビナさんは、福祉の全国大会で外国人として初めて最優秀賞に選ばれた。2019年に来日し、日本語能力試験1級の語学力を生かしながら、利用者に寄り添う「日本式介護」を実践している。来日当初は介助を拒否されるなど苦しい経験もあったが、利用者との信頼関係を一つずつ築き、現在は施設でチームリーダーも務めている。

サビナさんが日本に関心を持ったきっかけは、2015年のネパール大地震で日本赤十字社の医療支援チームに助けられた経験だった。日本の丁寧で寄り添う医療・福祉に感銘を受け、ネパール人初の介護技能実習生1期生として来日した。現在、その道は後輩たちにも受け継がれ、ネパールから来日する介護人材が増えている。

一方、日本の介護業界では人手不足が深刻で、2040年には約57万人が不足すると見込まれている。外国人介護人材への期待が高まる一方で、受け入れ上限や手数料引き上げなど環境は厳しさを増している。関係者は、外国人に選ばれる日本になるためには、受け入れ側が相手国の文化を理解し、定着を支えることが不可欠だと指摘する。

サビナさんは今後、認知症ケア専門士の資格取得を目指し、日本式介護の知識と経験をさらに深めたいと考えている。そして将来は、高齢化が進む母国ネパールに、日本で学んだ「人と向き合い、その人らしい生活を支える介護」を広めたいと話している。
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