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外国人介護士ぶっちゃけ座談会「日本語は難しいけど、『鬼滅の刃』で敬語を覚えました

公開日
2025-12-08
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記事要約
深刻な人手不足が続く介護業界では、倒産件数が過去最多となり、外国人介護人材が現場を支える重要な存在となっている。介護現場で働くタイ、ネパール、フィリピン、中国出身の特定技能外国人4人に聞くと、日本語学習や仕送り、職場での人間関係など、それぞれが困難とやりがいを抱えながら働いている実態が見えてきた。

日本語習得方法はアニメ視聴、YouTube、利用者からの学び、ChatGPTの活用など多様で、特に利用者との会話が大きな助けとなっているという。多くが家族に仕送りをしており、給与の半分以上を送るケースもあるため生活が苦しくなることもある。一方で、利用者や日本人スタッフとの温かい交流やサポートが励みになっており、日本で暮らし続けたいと語る声も多い。

介護の仕事は身体介助への抵抗や、文化・言語の壁から負担も大きいが、やりがいを感じて働く人が多い。認知症高齢者が外国人スタッフに日本語を教えることが双方の生きがいにつながっている面もある。

2025年4月から訪問介護でも特定技能の受入れが可能となり、1対1のケアで外国人材の活躍の場が広がる。経済的負担が大きく「日本のメリットは薄い」との声もある中、それでも日本で働き続けたいと考える背景には、人とのつながりが大きく影響しているようだ。
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