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(National Post)人口減少にもかかわらず、移民率は依然として世代最高水準にある

公開日
2026-06-19
メディア
National Post
記事要約
カナダでは2026年第1四半期まで3四半期連続で人口が減少し、9か月間で合計約18万人減少した。しかし、この人口減少は主に政府が2022~2024年に急増した一時滞在者(留学生や外国人労働者など)の受け入れを抑制したことによるものであり、永住移民や難民申請者の受け入れは依然として高水準を維持している。

特に難民申請者は過去最高の52万5千人を超え、4年前の約16万7千人から3倍以上に増加した。これは過去4年間で1日平均245人の難民申請者が新たに加わった計算になる。

永住移民についても、2026年最初の4か月間で約8万3千人が入国しており、このペースが続けば年間33万人規模となる見込みである。政府目標の38万人には届かない可能性があるものの、過去100年の歴史から見れば依然として極めて高い水準である。1990年代の年間平均は22万人、1980年代は約11万人だった。

人口減少の主因となったのは、一時滞在者(非永住者)の減少である。2026年第1四半期には非永住者が約11万8千人減少した。しかし、それでも非永住者人口は約260万人に達しており、カナダ人口の約16人に1人が一時的な在留資格で滞在している計算になる。

2022年から2024年にかけて、カナダでは留学生や外国人労働者の受け入れ拡大により、非永住者人口が140万人から320万人へ急増した。特に留学許可は2023年に68万4千件と、コロナ前の2018年の約2倍に達した。

カーニー政権は現在、この急激な移民増加を抑制する政策を進めており、移民相は今回の人口減少を「責任ある持続可能な移民政策が機能している証拠」と評価している。ただし、一時滞在者数は依然として歴史的高水準にあり、2015年の約75万人と比べると3倍以上の規模となっている。
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