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世界の移民・難民関連ニュース
自由党の移民問題の戦いは、党が自らをどう位置づけたいかという戦いである
公開日
2025-09-15
メディア
ABC NEWS
記事要約
オーストラリア自由党内では、インド系移民をめぐる議論がスーザン・レイ副党首の指導力への代理戦争となり、党の方向性を巡る対立に発展している。党内には「英国のファラージのように反移民を強調すべき」とする強硬派と、「豪州は英国と状況が違う」とする慎重派が存在する。特に「大量移民(mass immigration)」という表現を巡り、賛否が分かれており、用語選択自体が政治戦略となっている。
一方英国では、反移民デモが11万人規模に達し、保守党が衰退する中でファラージが勢力を拡大している。自由党の一部保守派は同様の流れを豪州でも起こそうとしているが、他方では「人種差別や社会不安を招く」との懸念がある。
労働党はこの動きを警戒し、厳格な国境管理を維持することで優位性を確保している。移民政策をめぐる攻防は過去にも繰り返されており、自由党は再び「安全保障」から「合法移民数」へと議論をシフトさせつつある。
タグ
オーストラリア
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