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バレアレス諸島、ヨーロッパにおける不法移民の新たな重要ルート

公開日: 2025-08-22
メディア: Atalayar
記事要約: バレアレス諸島ではアルジェリアからの小型ボートによる移民流入が急増し、2025年はすでに4700人以上が到着、前年より77%増加している。特にイビサ島やフォルメンテーラ島で受け入れ施設が飽和状態にあり、新しい収容センターの開設も遅れている。

マルガ・プロエンス自治州政府首相は、バレアレス諸島が現在ヨーロッパで最も急増している移民ルートとなっていると警告。中央政府とEUに対し、国境警備機関フロンテックスの緊急派遣やアルジェリア当局との協力強化を求め、「人道危機を防ぐ必要がある」と訴えた。

直近20日間で1500人が到着しており、同諸島がスペインにおける不法移民流入の最大拠点となっている。一方でカナリア諸島や本土での到着は減少している。9月末には欧州委員会内務担当委員との会合が予定されている。
タグ: スペイン