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懲役8年判決の性犯罪クルド人男、確定なら服役後に強制送還 刑務所から空港へ「直送」も

公開日
2025-07-30
メディア
産経新聞
記事要約
埼玉県川口市で性犯罪を繰り返し、懲役8年の実刑判決を受けたトルコ国籍のクルド人、ハスギュル・アッバス被告(22)は、過去の執行猶予が取り消されることで合計9年間の刑期となる見通しである。服役後はトルコへ強制送還される可能性が高い。

出入国在留管理庁は「不法滞在者ゼロプラン」を進めており、重大犯罪者や難民申請を繰り返す者への強制送還を強化している。ハスギュル被告も「3年以上の実刑前科者」として送還対象に該当し、出所後すぐに空港へ直送される可能性もある。

また、本人が希望すれば「国際受刑者移送制度」によりトルコで刑を続ける選択も可能だが、これは日本で一定の刑期を終え、本国でも同等の刑が執行されることが条件となる。過去20年間でこの制度によって移送された例は566人と少数にとどまっている。
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