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帰化者数、中国が年間3千人で初めて韓国・朝鮮抜き最多 総数8千人、中韓以外5年で倍増

公開日
2025-07-20
メディア
産経新聞
記事要約
昨年、日本国籍を取得した外国人(帰化許可者)は約8,800人で、そのうち中国出身者が約3,100人と最多となり、50年ぶりに韓国・朝鮮出身者(約2,300人)を上回りました。これまで韓国・朝鮮からの帰化が最多でしたが、近年は減少傾向にあり、法務省は特別永住者の帰化が減っていることを一因としています。

一方、ネパールやスリランカ、ミャンマーなど南アジア出身者の帰化が増加しており、中国・韓国・朝鮮以外の国からの帰化者は過去5年間で2倍に増えました。

帰化は法務大臣の裁量で国籍が与えられる制度で、永住資格よりも要件が緩く(在留期間が5年で足りるなど)、一部からは「永住より簡単」との批判も出ています。また、今年4月からは帰化情報の官報告示が非公開となり、プライバシー保護の観点から変更されました。
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