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コメ不足の裏側で急増する「外国人農家」を直撃。“ギリギリの利益”でも年商5億円を稼ぐ中国人の実像

公開日
2025-06-13
メディア
日刊SPA
記事要約
日本各地で外国人による農業参入が増加しており、農地の多国籍化が進んでいる。農林水産省によれば、2023年には外国人とみられる個人や外国法人が計90ヘクタールの農地を取得した。背景には、少子高齢化による農業従事者の不足と、外国人労働者の急増がある。特に、農業分野でも人手不足が深刻化し、外国人による担い手の確保が進んでいる。

その一例が栃木県で中国出身の范継軍さんが経営する「北海農場」で、彼は中国野菜を生産・販売し、年商5億円規模にまで成長させた。従業員も多国籍で、農園には中国式レストランも併設するなど、中国文化を色濃く反映させている。

外国人による農業参入は、増え続ける休耕地の活用にもつながっており、今後さらに増加が見込まれる。一方で、外資規制がないことに対する不安の声もある。農水省は、10年後には全国の農地の6割が耕作者不在になる可能性を示しており、外国人農家が日本農業の一助となるか注目されている。
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2024-10-24
在留資格,中国,技術・人文知識・国際業務,経営・管理,留学