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「年収2000万か、100万か」――同じITでここまで差がつく「残酷な理由」とは?

公開日
2025-06-11
メディア
ダイヤモンドオンライン
記事要約
インドのIT産業は、植民地時代の英語普及や地理的な時差の利点を活かして発展している。インドはアメリカの主要IT拠点と約12時間の時差があり、昼夜を分けて効率的に開発が可能だ。また、英語が共通語であることも国際的なIT業界での強みとなっている。

インドの伝統的なカースト制度は根強く残るが、IT産業はこの制度に縛られず、低いカーストの人々にも努力と才能次第で貧困から脱出できる新たな道を開いた。特に超難関のインド工科大学(IIT)は全国から優秀な学生を集めており、合格率は約2%。IIT卒業生は世界の有名IT企業で高収入を得ており、Googleなどでは年収2000万円を超えることもある。

一方で、インド国内の一般的なIT技術者の年収は約100万円程度と大きな格差がある。この格差や海外での活躍を求めて、多くのインド人技術者が日本をはじめとする海外へ移住し、日本の在留インド人は2006年から2023年の間に約3万人増加している。

要するに、インドのIT産業は地理的優位性と英語力を背景に急成長し、カーストの壁を超えた人材が世界市場で活躍し始めているが、国内の収入格差は依然大きいという現状がある。
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