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(The Conversation)スウェーデンの移民政策:欧州で最も寛容な国の一つから、最も厳しい国の一つへと変貌を遂げた経緯

公開日
2026-09-07
メディア
The Conversation
記事要約
スウェーデンは、かつて欧州で最も難民に寛容な国の一つだったが、2015年の難民危機を転換点として、この10年余りで欧州でも特に厳格な移民政策を採る国へと変化した。同年には16万件を超える難民申請があり、受入れ制度への負担を背景に、家族移民の制限、国境管理、難民への期限付き在留許可などが導入された。

2022年に発足したクリステション中道右派政権は、反移民を掲げるスウェーデン民主党の協力を得て改革を加速した。政府はEU法・国際難民法の最低基準を守りつつ、可能な限り厳格な政策を目指し、家族・労働移民、市民権、社会保障、国外退去など幅広い分野で要件を強化した。一方、高度外国人材については受入れを重視している。

その結果、2025年の初回難民申請は約6,700件まで減少し、2026年には約4,200件になると予測されている。

注目すべきは、厳格化が右派だけの政策ではなくなったことである。社会民主党も現在の主要改革を基本的に維持する方針で、世論でも移民、特に難民受入れの削減を支持する傾向が強まった。2026年総選挙では、移民政策を厳格化するかではなく、「どの政権が厳格な政策を維持できるか」が争点になりつつある。
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