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(CIC News)レナ・ディアブは大臣就任1年目で、カナダの移民制度に関してどのような成果を上げたのか?

公開日
2026-05-20
メディア
CIC News
記事要約
カナダのレナ・メトレージ・ディアブ移民相就任後の移民政策には、①永住権選抜の重点化、②一時滞在制度の簡素化、③難民制度の厳格化、という三つの大きな流れが見られる。

経済移民政策では、州ごとの労働需要を重視する方向へ転換し、州推薦枠(PNP)が大幅に拡大された。一方で、連邦政府主導の永住権枠は縮小され、医師や研究者、管理職など特定職種向けの小規模なExpress Entry枠が新設された。さらに、農村地域の人手不足対策として、地方在住の外国人労働者を永住権へ移行させる政策も進められている。

一時滞在制度では、博士課程学生向けの迅速審査や、インターンシップ時の就労許可簡素化、WP-EXTレターの有効期間延長など、制度運営の効率化が進められた。また、イラン人・ウクライナ人向けの特例的な就労許可更新措置も延長された。

一方で、成立したBill C-12により難民制度は厳格化された。入国後1年以上経過した難民申請を制限するほか、カナダを離れた申請者への審査停止などが導入された。また政府には、申請受付停止や在留資格条件変更など強力な権限が付与された。背景には、留学許可を巡る大量の不正疑惑への対応もある。

さらに、今後はExpress Entry制度を一本化し、高賃金職種や技能職を優遇する点数制度改革、留学生の就労ルール緩和なども検討されている。
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