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イタリア:野党が新たな移民法案を批判

公開日
2026-02-16
メディア
InfoMigrants
記事要約
イタリア政府が2月11日に承認した新たな移民法案をめぐり、野党は、送還施設(CPR)に対する国会議員の視察権限を制限する条項が含まれているとして強く反発している。法案には、議員が事前許可なしで施設に入れるものの、面会は「本人が希望した場合の外国人との面談」に限定されるとの規定が盛り込まれており、これまでのような自由な視察ができなくなる恐れがあると指摘されている。

野党側は、この規定は拘束環境の実態把握を困難にする「重大な問題」だとして、政府に撤回や修正を求めている。一方、内務省は議会の権限を制限する意図はなく、議員に同行するスタッフの扱いを明確にするための措置だと説明している。

与党側は、不法移民対策の強化は欧州のルールに沿ったものだとして法案を擁護し、移民管理の厳格化を進める姿勢を示している。法案にはEUの移民・難民協定の実施に向けた権限委任も含まれており、メローニ首相は議会に対し迅速な可決を求めている。これに対し野党は、施設の透明性を損なう内容だとして引き続き反対姿勢を示している。
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