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カナダ、永住権取得のための地方移住に必要な資金を30%以上増額

公開日: 2025-08-09
メディア: CIC News
記事要約: カナダの移民・難民・市民権省(IRCC)は、地方コミュニティ移民パイロット(RCIP)とフランコフォン・コミュニティ移民パイロット(FCIP)の移民に必要な最低生活資金額を引き上げました。2025年7月29日から、1人家族の場合は従来の7,963カナダドルから10,507カナダドルへと約32%増加しています。資金の最低額は家族の人数に応じて増え、例えば2人家族は13,080カナダドル、3人家族は16,080カナダドルが必要です。

これらのプログラムは、ケベック州以外の地方やフランス語コミュニティの労働力不足を解消するために開始され、指定雇用主からの雇用オファーと地域経済団体の承認が必要です。応募者は教育、職歴、語学力(FCIPではフランス語)や生活資金の要件を満たす必要があります。

資金証明として銀行口座の明細や送金証明などが認められており、申請時および永住権ビザ発給時に資金が利用可能であることが求められます。対象コミュニティはRCIPが14、FCIPが6地域で、それぞれ地域の経済目標に応じた優先分野や職種が設定されています。
タグ: カナダ