入管・在留関連ニュース

(TBS)“後ろ手錠”13時間で骨折…大阪入管は「違法な身体拘束」 高裁判決が重視した国際人権基準「マンデラ・ルール」と問われる収容のあり方【“知られざる法廷”からの報告】

公開日
2026-08-16
メディア
TBS
記事要約
大阪高裁は2026年6月、日系ペルー人の故フジイさんが大阪入管収容中、約13時間にわたり「後ろ手錠」を継続されたことを違法と認定し、その間に入管職員の有形力行使で左腕を骨折したとして、国に88万円の賠償を命じた。判決は、拘束具は他の手段がなく、最も侵襲性の低い方法で、必要な時間だけ使用すべきだとする国連の「マンデラ・ルール」を判断の基準として参照した。

マンデラ・ルール自体に法的拘束力はないが、高裁は被拘禁者の人権を可能な限り保障する国際基準として、その趣旨を尊重すべきだとした。刑務所だけでなく入管収容施設にも国際人権基準が及ぶことを明確にした点で重要な判決と評価されている。国は上告せず判決は確定した。
タグ
被収容者等の人権

「被収容者等の人権」を含むニュース記事一覧

公開日
記事のタイトル
タグ