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(Yle)フィンランドの移民構成は急激に変化している

公開日
2026-06-25
メディア
Yle
記事要約
フィンランドでは、新型コロナウイルスの流行やロシアによるウクライナ侵攻以降、移民の出身国が大きく変化している。2019年にはロシア、エストニア、イラクからの移民が多かったが、現在はウクライナ、フィリピン、インドが主要な出身国となり、アジアからの移民が大幅に増加している。一方、最大の移住者グループは依然として海外から帰国するフィンランド人である。

2025年1~5月には約2,600人のフィンランド人が帰国し、約2,400人のウクライナ人が特別保護制度を利用して入国した。フィリピン(1,009人)、インド(726人)、バングラデシュ(633人)からの移民も続いている。フィンランド政府は、カナダやオーストラリアのようなポイント制による労働移民制度の導入を検討している。

2025年は出生数を死亡数が6,300人以上上回る自然減少が続き、人口は前年より約1,700人減少した。しかし、移民数は前年より減少したものの依然として高水準で、人口減少を大きく補っている。統計当局は、エストニアとの住民登録の重複是正が完了したため、今後は人口が再び増加に転じる可能性が高いとみている。

一方で、出生率は2010年より約30%低い水準にあり、2016年以降は毎年死亡数が出生数を上回っている。高齢化が進む中、将来的には労働人口の減少による財政・社会保障負担(サステナビリティ・ギャップ)が拡大することが懸念されており、人口維持は純移民に大きく依存している現状が浮き彫りとなっている。
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フィンランド