世界の移民・難民
関連ニュース

「そんな余裕はない」:労働力不足にもかかわらず、EU労働者がドイツを離れる

公開日
2026-04-03
メディア
euronews
記事要約
ドイツでは高い移民流入がある一方で、EU出身の移民の多くが数年以内に離国しており、人手不足解消に課題が生じている。労働省の調査によると、EU移民の相当数が到着後4年以内にドイツを離れており、就労・生活環境が長期滞在を促すほど魅力的でないことが示された。

ドイツは年間40万~70万人の移民を受け入れているが、EU国籍者の流出も多く、純移民数は減少傾向にある。特に医療や建設、行政分野では深刻な人手不足が続き、約26万人分の求人が埋まっていないとされる。

EU移民の主な出身国はルーマニア、ポーランド、ブルガリアなどで、経済的理由や雇用機会を求めて来独するが、高い生活費、帰属意識の欠如、職場での差別(約半数が経験)、資格の未承認、硬直的な労働環境、官僚的手続きの負担などが離国理由として挙げられている。

調査は、労働市場や住宅分野での統合支援や、より包摂的な社会環境の整備が、移民の定着に不可欠だと指摘している。また近年の雇用増加はEU外出身者に依存しており、高齢化による労働力減少も背景にある。
タグ
ドイツ

「ドイツ」を含むニュース記事一覧

公開日
記事のタイトル
タグ