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外国人経営者の在留資格「経営・管理」の規制強化は悪手、求められる外国人の起業を促した経済活性化

公開日
2026-01-26
メディア
JBPress
記事要約
本稿は、日本の外国人政策、とりわけ「経営・管理」在留資格の厳格化が、意欲ある外国人の将来設計や日本経済に与える影響について論じている。2025年10月から、同在留資格の資本金要件が500万円から3000万円へ大幅に引き上げられ、さらに常勤職員の雇用が求められることで、留学生や起業志望の外国人にとって日本での起業が極めて困難になった。これは、一人起業が多数を占める実態や、起業初期に固定費を抑える必要性を踏まえておらず、現場感覚を欠いた制度設計だと指摘する。

日本は起業率が低く、経済活性化のためには本来、海外の起業家精神を積極的に取り込むべき立場にあるにもかかわらず、在留資格の厳格化によって逆に起業が減少する懸念がある。また、外国人労働者は過疎地域を中心に地域経済を支える重要な存在であり、「外国人がいなければ事業が成り立たない」という声も多い。外国人政策は国内問題にとどまらず、国際的な人材獲得競争として捉える必要がある。

加えて、日本企業の言語環境や賃金水準は必ずしも外国人にとって魅力的とは言えず、人材が他国へ流出している現状もある。外国人への日本語・文化教育だけでなく、日本人側の異文化理解を含めた教育を、政府主導で進める重要性が強調される。

一方で、「高度専門職」の在留資格は、優秀な外国人が安定して活躍できる制度として評価されており、さらなる広報と活用が求められる。異なる知が交わることでイノベーションが生まれ、経済発展につながるという観点から、優秀な外国人が活躍できる社会づくりの必要性を訴えている。
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経営・管理

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2025-09-04
経営・管理,共生