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そしてオスカーは…移民たちに贈られる

公開日
2026-03-13
メディア
American Immigration Council
記事要約
第98回アカデミー賞では、映画「Sinners」と「Hamnet」が多くの候補に挙がり注目されているが、今年のノミネーションの特徴として、移民の映画産業への大きな貢献が改めて示されている。

今年のアカデミー賞では、125のノミネーションのうち22(約17.6%)が移民に与えられており、米国映画産業の労働力に占める移民の割合(約11.2%)を上回っている。また、主要ノミネート作品10本の候補80件のうち約28.8%は、移民または移民の子どもによるものだった。

特に「Sinners」では16のノミネーションのうち複数が移民に関連し、「Hamnet」でも中国系アメリカ人の映画監督クロエ・ジャオなど移民が主要部門でノミネートされている。さらに、主演男優賞や歌曲賞など多くの部門でも移民や移民の子どもが候補となっている。

ノミネートされた移民は17カ国出身で、俳優、監督、作曲家、衣装デザイナー、視覚効果、音響、メイクなど映画制作のほぼすべての分野で活躍している。

こうした移民の影響は最近始まったものではなく、ハリウッドの歴史そのものに深く根付いている。20世紀初頭には、パラマウント、ユニバーサル、20世紀フォックス、MGM、ワーナー・ブラザースといった主要映画スタジオの創業者の多くがヨーロッパからの移民であり、移民の才能がハリウッドを世界的な映画産業の中心へと成長させた。

現在でも移民は映画制作の重要な担い手であり、作品の内容や表現、そして世界の観客とのつながりを形づくり続けている。
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