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国境を越え司教になるまで:信仰と移民の物語

公開日
2025-03-15
メディア
National Catholic Register
記事要約
エヴェリオ・メンヒバル司教(ワシントンD.C.の補佐司教で、アメリカで初めてのエルサルバドル出身の司教)は、移民問題に関する教皇の最近の手紙を受けて、移民と難民に対する希望と尊厳を強調しました。彼自身が1990年にエルサルバドルからアメリカに移住し、移民としての経験から、多くの移民が「犯罪者」として扱われることへの懸念を示しました。メンヒバル司教は、多くの移民が困難な状況から逃れ、より良い生活を求めていることを理解し、その貢献がアメリカ社会をより良くしていると語りました。

また、移民の支援については、カーディナル・ウィルトン・グレゴリーが彼の司教叙任式で語ったように、労働者階級の人々とのつながりが大切だと述べました。司教は、自身が経験した肉体労働や困難を通じて、移民や貧困層の苦しみを理解し、支援の重要性を強調しました。

さらに、教会内でのラテン系移民のリーダーシップの重要性を述べ、司教や司祭の中でラテン系の人数が増加していることを歓迎しました。教皇フランシスコが移民の人間的尊厳を守る重要性を強調した手紙に対して、メンヒバル司教は感謝の意を表し、そのメッセージが現在のアメリカ社会における移民問題に対する深い理解と支援を反映していると語りました。

司教は、移民が自国を離れなければならない状況は、戦争や貧困によるものであることを強調し、移民問題に対する理解と支援が必要だと訴えました。
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