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技能実習から消防団員になったベトナム出身の2人、仲間から日本の言葉や習慣などを学ぶ…「気持ちのつながりが深まるのを感じ、日本人の真面目さも実感した」

公開日
2026-01-03
メディア
読売新聞
記事要約
兵庫県尼崎市の小学校で開かれた防災イベントで、ベトナム出身の女性2人、ハータン・チュックさんとチャンティチュック・バンさんが消防団員として心肺蘇生の指導を行った。2人は市内の自動車部品メーカーで働く特定技能外国人で、消防団のPR活動などを担っている。

入団のきっかけを作ったのは、勤務先社長で消防団のベテラン団員でもある田簑真司さん。外国人として日本で働く2人が地域に溶け込む機会を広げたいと考え、入管当局に対し、消防団活動の公益性や本業に支障がないことを粘り強く説明し、資格外活動の許可を得た。

消防団も全国的に人手不足が深刻で、尼崎市消防局は「国籍に関係なく、地域の防災力向上に貢献してくれる存在」として2人を歓迎している。県内の外国人労働者は増加しており、消防団でも外国人の活躍が注目され、他自治体からも問い合わせが寄せられている。

2人にとって消防団への参加は、地域社会とのつながりを深める大きな転機となった。仲間との交流を通じて日本語や文化に親しみ、地域のために活動する意識が強まったという。チュックさんは特定技能2号資格を持つ同胞と結婚し、日本での定住を望んでおり、バンさんも同資格の取得を目指している。

全国では消防団員数が定員を大きく下回る中、特定技能外国人が消防団員として活動する例は極めて珍しい。この取り組みは、外国人材と地域社会の共生を進める新たな可能性を示している。
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特手技能,資格外活動

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2025-02-04
在留特別許可,資格外活動,共生