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レオ1世教皇、米国の司教らにトランプ大統領の移民取り締まりに対処するよう指示

公開日: 2025-10-08
メディア: Reuters
記事要約: 2025年10月8日、バチカンを訪れた米国の司教団に対し、教皇レオはトランプ前大統領による厳格な移民政策への対応を強く求めた。会合には、米墨国境で活動する司教や社会福祉関係者も参加し、教皇には移民たちからの不安を綴った手紙が多数手渡された。

エルパソのマーク・シーツ司教によると、教皇は「この問題に個人的に深く関心を持っておられる」と語り、米国カトリック司教協議会が声を上げ続けることを強く望んでいると述べた。

5月に故フランシスコ教皇の後任として選出されたレオ教皇は、前任者より控えめな姿勢とされてきたが、近ごろは移民政策への批判を強めている。9月30日には、トランプ政権の反移民政策がカトリック教会の「生命尊重」の教えに合致するか疑問を呈し、保守派カトリックの一部から反発を招いた。

ホワイトハウスは「不法滞在の犯罪者を国外追放するというトランプ氏の公約に基づく政策だ」としているが、移民の家族には日常生活すら困難な状況が生じているとの声もある。

レオ教皇はまた、移民支援に携わる約100人の米国カトリック関係者とも非公開で面会し、彼らの活動に感謝を示した。
タグ: 米国