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ビザ申請における行政手続きについて知っておくべき5つのこと
公開日
2025-07-31
メディア
WR Immigration
記事要約
行政審査(Administrative Processing)は、ビザ申請における遅延の原因として広く誤解されている手続きのひとつです。2025年7月30日に発表された米国移民弁護士協会(AILA)の国務省リエゾン委員会による最新の実務ガイダンスでは、この行政審査に関する重要なポイントがまとめられ、申請者および弁護士にとって有益な情報が提供されています。
行政審査とは、ビザ面接時に即時発給ができない場合に発生する一時的な「拒否」扱いで、米国移民国籍法(INA)第221(g)条に基づき処理されます。最終的な却下ではありませんが、追加書類の提出や内部審査の完了を待つ必要があります。その間、CEAC(領事業務の電子システム)では申請ステータスが「Refused(拒否)」と表示されることがありますが、後にビザが発給される可能性もあります。
行政審査が開始される主な理由には、必要書類の不足(例:警察証明、裁判記録)、セキュリティ上の確認(名前や職業がリストと一致するなど)、特定国籍や機微な職業に関する追加調査、生体情報やバイオグラフィ情報がデータベースと一致した場合などが挙げられます。必要に応じてDS-5535という追加情報フォームの提出を求められることもあります。
行政審査にはいくつかの異なるタイプが存在します。たとえば、書類不足による221(g)拒否では、1年以内に書類を提出する必要があります。セキュリティクリアランスが必要な場合は申請者側での対応は不要ですが、処理期間は様々です。また、移民ビザに関しては、無許可入国歴などにより長期間(2~3年)にわたる免除(Waiver)審査が必要となるケースもあります。
審査期間中の更新情報は非常に限られており、申請者や代理人が積極的に進捗を確認することはできません。面接から180日以内は基本的に問い合わせは控えるべきであり、それ以降は30日おきに領事館へ連絡するのが推奨されます。緊急性がある場合や人道的事情がある場合には、議員事務所を通じた問い合わせも選択肢となります。ただし、新たなビザ申請を出し直しても審査が早まるわけではなく、かえって状況を複雑化させる恐れがあります。
もし行政審査が数カ月、あるいは数年にわたって進展しない場合、最終手段として連邦裁判所に対して「マンダム訴訟(writ of mandamus)」を提起することが可能です。これは行政機関に対して判断を促す法的措置であり、専門的な法的判断と経験が求められます。
結論として、行政審査はビザの最終的な拒否ではないものの、申請者にとって大きな遅延を引き起こす可能性があります。このプロセスを正しく理解し、冷静に状況を見守り、適切な時期に適切な行動をとることが、円滑なビザ取得につながる鍵となります。
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