入管・在留関連ニュース

「稼げない」日本避けるベトナム実習生

公開日: 2024-10-15
メディア: nippon.com
記事要約: 2023年10月末時点で、日本の外国人労働者は200万人を超え、ベトナム人が約52万人で最多ですが、新規入国者数に陰りが見えています。これは、日本への求人が約3割減少したためで、特にベトナムからの新規入国者は減少しています。ベトナムの労働者が急増した背景には、2011年の東日本大震災以降、中国の経済成長に伴い、日本での労働機会が減少したことがあります。これにより、ベトナムが新たな労働力供給国となりました。しかし、最近では日本のインフレや円安が影響し、生活コストの上昇や送金額の目減りが問題視されています。また、実習生の質の低下も懸念されています。ベトナムでは、韓国への留学が人気を集めており、韓国の給与水準が日本を上回るため、出稼ぎ先として選ばれることが増えています。日本での実習生制度も改善の兆しがありますが、根本的な賃上げが必要とされています。
タグ: 技能実習,ベトナム