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埼玉のクルド人ヘイト「住民よりネット民」多い傾向　YouTubeに感化され脅迫や嫌がらせ

公開日: 2024-10-12
メディア: AERA dot.
記事要約: 埼玉県川口市で、飲食店を経営するクルド人男性(35)が、嫌がらせの電話や罵声、ユーチューバーによる隠し撮りなどの攻撃に直面しています。クルド人は中東の少数民族で、日本には2千～3千人が暮らしていますが、川口市ではヘイトが増加しています。男性は15歳で来日し、在留資格を得て成功を収めていましたが、昨年以降、家族写真が無断でSNSに掲載されるなど、環境が一変しました。

クルド人へのヘイトが目立つようになったのは、難民申請者の強制送還を可能にする法律改正案が国会で審議された際や、クルド人同士の事件を契機に広がったもので、SNS上にはデマや中傷が溢れ、「自警団」まで結成されています。支援団体の代表は、嫌がらせや脅迫が急増していることを明かし、特にネットから影響を受けた人々が多いと指摘しました。また、地域住民とのトラブルも一部にあるものの、それを民族的な属性で括ることがヘイトスピーチを助長していると述べています。
タグ: クルド人,共生