入管・在留関連ニュース

(テレ朝News)「外食業」で受け入れ停止 激化する外国人“引き抜き合戦”と地方の人手不足の実態

公開日
2026-09-06
メディア
テレ朝News
記事要約
沖縄・宮古島など地方では、観光需要が拡大する一方、人手不足が深刻化している。特に宮古島では、家賃や物価が東京並みに上昇する一方、賃金水準は低く、飲食店やホテルは寮や食事の提供など待遇改善によって働き手の確保を図っている。

こうした中、政府は2026年4月、「特定技能1号」の外食業について、受け入れ人数が上限5万人に達する見込みとなったため、新規受け入れを停止した。外国人材に依存する宮古島の飲食店では、来日予定だった人材が確保できず、既存スタッフへの負担が増加している。

さらに、限られた外国人材をめぐる地域間の「引き抜き競争」も激化している。東京では沖縄より高い賃金に加え、無料の住居などを提供する企業もあり、外国人が都市部へ移る傾向がみられる。沖縄のホテルも無料の社員寮や食事、生活支援などを充実させて定着を図っているが、今後さらに採用競争が厳しくなると懸念する。

一方、外食業の受け入れ上限は日本人の雇用を守る目的もあり、単純な枠拡大には慎重論もある。専門家からは、人権や職業選択への配慮を前提に、特定地域での就労を条件とする制度や、地域ごとの受け入れ枠を検討する案も示された。地方の人手不足を外国人だけで補うのではなく、賃金・住居・生活環境を含め、地域と外国人双方が納得できる持続可能な制度設計が課題となっている。
タグ
特定技能

「特定技能」を含むニュース記事一覧

公開日
記事のタイトル
タグ