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(日刊SPA)「日本語能力試験」に横行する不正行為…暗躍する“カンニング業者”の卑劣手口を告発

公開日
2026-06-07
メディア
日刊SPA
記事要約
昨年のTOEIC不正受験事件に続き、日本語能力試験(JLPT)でも組織的なカンニング業者の存在が明らかになっている。中国系SNSでは「合格保証」をうたう広告が出回り、業者はスマートウォッチや超小型イヤホンを利用して試験中に解答を送信する手口を提案している。記者が接触した複数の業者は、N1・N2合格保証に数十万円を請求し、過去の合格実績や不正の実演動画まで提示していた。

背景には、入管法改正により経営・管理ビザや就労資格で高い日本語能力が求められるようになり、JLPT受験者が急増していることがある。業者はJLPTだけでなく、EJUやTOEICでも不正支援を行っていると主張し、昨年12月のJLPT試験中に解答番号を送信したとみられる証拠画像も確認された。

さらに問題は海外試験会場にも及ぶ。業者によれば、一部の国では試験関係者との結託や解答用紙の差し替えなど、より深刻な不正が行われている可能性があるという。運営団体はSNS監視や不正対策を実施しているとしているが、具体策は公表していない。こうした不正は試験制度の信頼性を損なうだけでなく、真面目に学習して受験する外国人にも大きな不利益を与えるため、早急な対策強化が求められている。
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