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(CIC News)カナダ、出国障壁に直面する難民への対応を強化
公開日
2026-05-13
メディア
CIC News
記事要約
カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)は、新たな運用指針を公表し、難民としてカナダへの定住を申請する人について、出国許可証(exit permit)や滞在国での合法的地位を証明する書類の提出を求めないことを明確化した。これは、カナダの移民難民保護法(IRPA)上、これらの書類が永住ビザ発給の要件ではないためである。
多くの難民は第三国に滞在しているが、その国から出国するには出国許可が必要な場合がある。しかし、合法滞在資格を持たない、登録費用が高額であるなど、本人の責任によらない事情で取得できないケースが少なくない。新指針では、出国許可を取得できないこと自体を理由に申請を拒否してはならないとされた。
申請者が出国できない場合については、IRCCは以下の3つの対応を示している。①申請者自身による申請取下げ、②状況改善の可能性がある場合に最長約6か月程度ファイルを保留する方法、③要件を満たしていれば永住ビザを発給し、ビザ有効期限内の出国を求める方法である。期限までに出国できなかった場合は申請が終了し、再申請が必要となる。
また、生命や身体への重大な危険がある例外的状況では、出国許可を取得できない家族を「同行家族」から「非同行家族」に変更し、主申請者だけ先にカナダへ移住することも認められる。残された家族については、後に「ワンイヤー・ウィンドウ制度」や家族スポンサー制度を利用して呼び寄せを試みることが可能である。ただし、その後の申請が必ず認められる保証はない。
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