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カメルーン人男性は「難民に該当」　国の不認定処分を取り消す判決

公開日: 2023-05-17
メディア: 朝日新聞
記事要約: カメルーン人の男性(60)は、難民認定を受けなかった処分の取り消しを求めて訴訟を起こし、東京地裁は17日、男性が「迫害の恐怖を抱くような客観的事情に該当する」として処分を取り消す判決を下した。男性は反政府活動を理由に本国で逮捕状を出され、2012年に来日して難民申請したが、認められなかった。国側は証拠不十分を主張したが、裁判所は逮捕状の真正性を疑うには至らず、現地メディアで報じられたことも考慮し、難民認定に該当すると判断した。男性の代理人は、入管の審査が不十分であり、難民認定を遅らせた可能性があると指摘した。
タグ: 難民認定,裁判