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6割の生徒が外国ルーツの公立高:岐阜・東濃高校が教える「日本で生き抜くスキル」

公開日
2026-03-26
メディア
nippon.com
記事要約
岐阜県立東濃高校は、外国にルーツを持つ生徒が全体の6割以上を占める中で、実践的な日本語教育を行う先進的な教育現場である。演劇や動画制作を通じて日本語を学ぶ「多読演劇」などの授業では、言語能力だけでなく、他者への伝え方や期限遵守といった日本社会で必要な態度も育成している。

同校では地域の特性から外国ルーツの生徒が自然に増加し、現在は全校の約6割を占める。これに対応し、「国際クラス」や専門部署、支援員による手厚いサポート体制を整備し、日本語習得と進路支援を両立させている。

日本語教育は段階的に設計されており、1年次は多読による基礎力養成、2年次は演劇・動画制作、3年次は外部発表や面接練習など、社会的自立やキャリア形成を見据えた内容となっている。生徒のニーズを反映し、交通ルールなど実生活に直結するテーマも取り入れている。

その結果、卒業生の約85%が進学または正規就職を実現しており、全国平均と比べても高い成果を上げている。多文化環境の中で相互に学び合う教育は、生徒の成長と社会適応を促進している。

東濃高校の取り組みは、日本における多文化共生と実践的日本語教育のモデルケースとして、他地域への波及が期待される。
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日本語,共生

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2025-02-04
在留特別許可,資格外活動,共生