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クルド、難民認定率0%台 彷徨える日本の外国人 「クルディスタン」はあなたの隣にも?

公開日
2026-01-31
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Yahoo ニュース
記事要約
日本在住のクルド人は約2,000~3,000人と推定され、その多くが埼玉県川口市・蕨市に集中している。1990年代以降、トルコ政府からの迫害を理由に来日し難民申請した人が多いが、日本での難民認定は極めて少なく、2024年までにわずか4人にとどまる。多くは不認定のまま、仮放免や送還不安の中で難民申請を繰り返してきた。

川口周辺にコミュニティが形成された背景には、先行移住者が親族・知人を呼ぶチェーンマイグレーション、都心へのアクセスの良さ、解体業などの就労機会がある。現在、クルド系事業者が関わる解体現場は都内でも見られる。

一方、政府は「不法滞在者ゼロプラン」の下、送還忌避者の削減を掲げ、制度は送還を進めやすい方向に整備されている。2024年末時点で送還忌避者は3,122人に上り、クルド人の中にも相当数の送還対象者が含まれる可能性がある。

地域では摩擦も生じる一方、文化交流(料理教室など)を通じ相互理解を深めたいという声もある。クルド人は「遠い存在」ではなく身近な隣人であり、恐怖や嫌悪を超えて共生が可能かが問われている。川口市長選(2月1日)を前に、この課題への注目が高まっている。
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クルド人,難民認定