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10年で外国人が5.5倍 鹿児島県内で増加率が最高のいちき串木野市 給付型奨学金で留学生の地元就職を支援 “選んでもらえる町”へ知恵絞る
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公開日
2026-01-11
メディア
南日本新聞社
記事要約
鹿児島県いちき串木野市では、2015年からの10年間で外国人住民が約3倍に増え、市町村別の増加率は県内で最も高い5.51倍となった。背景には人手不足があり、企業の雇用拡大が進んでいる。市は外国人にも選ばれる地域を目指し、卒業後に市内で就職する留学生を対象とした給付型奨学金制度を創設し、地域活性化と人材確保につなげている。
奨学金は学費の9割を公費で補助し、残り1割を就職先の市内企業が負担する仕組みで、これまで飲食業や医療・介護分野など5事業所で24人が就職した。企業側からは人手不足の解消や職場の安定につながったとの評価がある。一方、外国人従業員からは方言への対応や日本の生活ルールを学ぶ機会、困ったときの支援を求める声も上がっている。
市は共生施策として「やさしい日本語」教室や交流イベントを実施し、日本人を「日本語サポーター」として育成する取り組みを進めている。今後はサポーターを通じた生活相談や行政への橋渡しなど、より実践的な支援体制の構築を検討する。2027年度に始まる新制度「育成就労」を見据え、地方から都市部への人材流出を防ぎ、地域とつながり続けられる「住みやすい町」を目指して関係機関と連携していく方針だ。
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