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フィリピンからプレーリー地方へ:ニーパワは移民によってどのように繁栄しているか

公開日
2025-11-02
メディア
Radio-Canada
記事要約
カナダ・マニトバ州の町ネーパワで、フィリピン出身のキャサリン・ヴェゴ氏が10月にフィリピン料理店を開業し、急増する移民コミュニティを象徴する存在となっている。ネーパワは近年人口が急増しており、2021年時点で約5700人の住民のうち約2600人がフィリピン系で、2016年から倍増した。多くの新住民は地元の豚肉加工会社HyLife Foodsの外国人労働者プログラムを通じて来ており、定住後には起業や家族の呼び寄せにつながっている。近年はフィリピン系を中心に約13の新店舗が生まれ、地域経済に貢献している。一方、住宅不足や教育・保育の受け皿不足など課題も生じている。それでも地域は安全で温かい雰囲気があり、移住者は「家族のようなコミュニティがある」と語る。ヴェゴの店には毎日400〜600人が訪れ、「誰でも歓迎」と地域交流の場になっている。
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カナダ