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地震の経験がまったくない外国人にどうやって身を守る方法を伝えるか?宮崎で「地震勉強会」 パンフレットの多言語化も課題 専門家は「ピクトグラム」提唱も

公開日
2025-10-25
メディア
FNNプライムオンライン
記事要約
宮崎県都城市で、地震経験の少ない外国人住民を対象に防災勉強会が開かれた。地震の基礎知識や緊急地震速報の意味、身の守り方(机の下に隠れる・柱の近くに避難するなど)が指導され、ベトナムやインドネシア出身の参加者たちは「地震は怖いが勉強になった」と語った。

宮崎県内の外国人は約1万1500人にのぼり、特にベトナム・インドネシア・ミャンマー出身者が多い。外国人向けの防災パンフレットは日本語・英語・中国語・韓国語・ベトナム語の5言語のみで、支援団体からは「言語が足りない」との指摘が出ている。

専門家は、言語対応だけでなく、ピクトグラム(絵や記号)を活用して理解を助ける工夫が必要だと述べ、地域の日本人が身近な外国人に防災情報を伝える重要性も強調している。
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