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入管・在留関連ニュース
フランスから見える、日本が移民と共生するために欠かせない「3つのカギ」とは?
公開日
2025-08-05
メディア
ダイヤモンドオンライン
記事要約
先の参議院選挙を契機に、移民政策が国民的な議論として急浮上したことは歓迎すべき変化である。しかしこの問題を一時的な選挙の争点として終わらせてはならず、日本は今、人口減少や国際的地位の低下という現実の中で、「移民小国」であり続けるかどうかを根本的に問い直す必要がある。筆者は、日本の文化的特性と、欧州の移民政策の歴史から学びつつ、今後の日本の移民政策の方向性について考察する。
現在、日本は依然として在留外国人の人口比率が3%程度と極めて低い移民小国である。対照的に、フランスでは移民の歴史は170年以上におよび、国民の3人に1人が移民系である。日本でも近年、在留外国人の急増が見られるが、それでも他のOECD諸国と比べると増加率は控えめである。
では、なぜ今、移民問題が日本で大きく取り上げられているのか。筆者はその背景に3つの要因があるとする。第一に、労働者不足に伴う移民増加や外国人による不動産投資の急増により、生活コスト上昇やマナー違反、治安不安などがメディアやSNSで強調され、国民の不満と不安が一気に噴出したこと。第二に、新興政党がSNSを駆使し移民問題を選挙の争点としたこと。第三に、長年の経済的停滞や政治への不満のはけ口が外国人に向かったことである。
さらにこの議論の根底には、日本独自の3つの抜本的な文化的・社会的要因があると筆者は指摘する。第一に、多くの日本人は外国人と接する機会が少なく、異文化への理解や共感が乏しいため、偏見や恐怖心を持ちやすいということ。特に中国人に対する感情的な壁は高く、最大の入国者層であるがゆえにターゲットとなりやすい。
第二に、日本社会には「世間」や「内と外」といった独特の文化が根強く残り、外国人を「外の存在」として受け入れにくい傾向がある。共同体重視の価値観や強い同調圧力、外部からの影響に対する警戒心は、移民受け入れの障壁となっている。
第三に、日本の教育制度が「自ら考え、行動する市民」を育てる方向にはあまり機能していないことが挙げられる。偏差値重視の教育が主流であり、批判的思考やシティズンシップ教育は十分に行われていない。これが結果として、情報に流されやすい国民心理や、外国人排斥に傾きやすい社会風潮を助長している。
では、日本は今後、どのような移民政策をとるべきか。筆者は3つの柱を提案する。第一に、国家として明確なビジョンと中長期戦略を持ち、どのような外国人をどの程度受け入れ、どのような社会を目指すのかを定めること。第二に、新たに来日する移民に対して、日本語教育、文化理解、シティズンシップ教育などを含む包括的なインテグレーション(統合)プログラムを提供し、受講を義務化すること。第三に、日本人自身に対しても、多文化共生のための教育や啓発活動を強化し、グローバル社会における寛容性と協働力を育むことが求められる。
最後に筆者は、自らの教育実践の経験を通じて、日本の若者が正しい教育と機会を与えられれば、世界に開かれた視野と力を育むことができると述べ、多文化共生社会の実現に向けて日本社会全体が変革を遂げる必要性を訴えている。
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