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<独自>入管収容めぐり国賠訴訟のクルド人男、覚醒剤所持で現行犯逮捕「わなだ」と黙秘

公開日
2025-06-11
メディア
産経新聞
記事要約
トルコ国籍のクルド人、デニズ・イェンギン被告(46)が、東京・新宿の路上で覚醒剤を所持していたとして、覚醒剤取締法違反の疑いで警視庁に現行犯逮捕され、6月2日に起訴されていたことが明らかになった。通報を受けて駆けつけた警察官により、現場で1人でいた被告が発見され逮捕された。被告は容疑を否認し、その後の取り調べにも黙秘している。

デニズ被告は十数年前に来日し、難民認定を申請するも認められず、入管施設への収容と仮放免を繰り返していた。現在は日本人女性と結婚し、日本での定住を求めている。これまでに長期収容に対する抗議のハンガーストライキや、国を相手取った複数の国家賠償請求訴訟を行っており、6月17日にその一つの判決が予定されている。

過去には、入管施設での暴行を訴えた別の訴訟で、国に22万円の支払いを命じる判決も出ており、支援者の間で注目される人物となっている。
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クルド人,裁判,難民認定

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