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「日本人なのに不法滞在と宣告されました」　国籍法問う教授の闘い

公開日: 2023-07-05
メディア: 毎日新聞
記事要約: 京都市の50代の大学教授は、日本で生まれ育ち、日本人の両親を持ちながらも、突然「不法滞在の外国人」と宣告されました。教授は1999年に米国留学後、カナダ国籍の男性と結婚し、2007年にカナダ国籍を取得。カナダ政府からの研究費助成を受けるためでした。その後、18年に親の介護のため日本に戻った際、国籍法によりカナダ国籍を取得した時点で日本国籍を喪失していたことを知らず、19年に日本の大学で働き始めました。しかし、国籍法11条に基づき重国籍が認められないため、日本国籍を失っていたことが判明し、教授は現在も日本のパスポートを発行されず、海外に出られない状態が続いています。
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