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クルド人はなぜ日本に住むようになったのか…｢国を持たない最大の民族｣の苦悩の歴史

公開日: 2024-12-28
メディア: プレジデントオンライン
記事要約: 日本に暮らすクルド人が増えている背景には、トルコでのクルド人への迫害があります。クルド人は、オスマン帝国崩壊後にトルコ、イラク、イランなどに分割され、長年「国を持たない最大の民族」として差別を受けてきました。特に、トルコではクルド人の独立運動が「テロリスト」として扱われ、エルドアン大統領の政権下で迫害が強化されました。これにより、多くのクルド人が国外に逃れ、日本にも移住するようになりました。

川口市や蕨市に多くのクルド人が住んでおり、生活習慣や言語の違いから地元との軋轢が生じ、ヘイトスピーチも目立つようになっています。トルコ国内でのクルド人の権利が長年無視されてきたことや、独立を求めるクルド人組織への弾圧が背景にあります。

エルドアン大統領は、トルコをイスラム化し、西欧化を進めたアタチュルクの理念を覆し、急速に独裁化を強めました。このような政治的な環境の中で、トルコ国内での反発が高まり、クルド人への迫害が一層強化された結果、多くのクルド人が日本などの他国に避難しました。
タグ: クルド人,難民認定

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2023-03-15

難民認定,裁判,退去強制