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外国人材が運転手不足に悩むバス業界の救世主?…政府の思惑とは裏腹に事業者は冷ややか「絵空事。もっと現場を見て」

公開日
2025-03-10
メディア
南日本新聞
記事要約
日本ではバス運転手不足が深刻で、特に地方だけでなく鹿児島市内でも路線バスの減便や廃止が進んでいる。運転手の求人難の背景には、変則勤務や事故リスク、平均年齢の高さなどの構造的な問題がある。日本バス協会は、2030年度に運転手が3万6000人不足すると予測しており、政府は解消策として「特定技能」在留資格に自動車運送業を追加し、外国人の受け入れを進めている。

ベトナム出身のグェン・ヴァン・ナムさん(35)は、自国で取得した免許を日本で切り替えて、現在は大型免許の取得を目指しているが、外国人が日本で免許を取るのは難しいと感じている。外国人が日本でバス運転手になるためには、日本語能力試験「N3」以上の日本語力が求められ、これは職業選択の幅を広げる一方で、バス業界への関心を引くには不足しているという意見もある。バス業界の負担は大きく、外国人材が「救世主」となるためには、さらに多くのサポートが必要だと指摘されている。
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特定技能

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2025-02-13
技能実習,特定技能,育成就労,介護