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クルド男性「帰されたらどうなるか…」 在留特別許可求め署名募る トルコで家を焼かれ、暴力受け来日

公開日
2025-07-14
メディア
東京新聞
記事要約
トルコで迫害を受けたクルド人男性が、日本での在留特別許可を求めている。彼は1990年代後半に来日し、これまで6回にわたり難民申請を行ったが、すべて不認定となった。トルコでは村を強制移住させられ、家を焼かれ、警察に暴力を受けた過去がある。彼の親族は欧州で難民認定を受けているにもかかわらず、日本では認められないという不公平な状況にある。

現在、彼は仮放免中だが、2023年の入管難民法改定によって強制送還のリスクが高まっている。入管は仮放免の更新期間を短縮し、帰国を促しており、男性は不安定な生活と健康問題(高血圧、狭心症、胆石症)に苦しんでいる。彼は日本で人生の半分近くを過ごしており、帰国すれば再び迫害に直面する可能性があると訴えている。

市民団体「クルド人難民Mさんを支援する会」は、男性の在留を認めるよう署名活動を行い、治療費の寄付も呼びかけている。締切は7月17日。支援者らは、日本政府に対し人道的な判断を求め、在留を許可すべきだと訴えている。
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在留特別許可

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2025-02-04
在留特別許可,資格外活動,共生