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入国前の結核検査、義務化 フィリピンとネパール対象

公開日
2025-06-23
メディア
共同通信
記事要約
日本政府は、留学や就労などで3カ月を超えて日本に滞在する外国人に対し、入国前の結核検査と発症していないことの証明書の提出を義務付ける「入国前結核スクリーニング」を開始した。まずはフィリピンとネパールを対象に6月23日から導入し、ベトナムは9月1日から実施予定。今後は中国、インドネシア、ミャンマーにも拡大する方針である。

これは、在留中に結核と診断される外国人の割合が増加していることを受けた対策で、2023年には新規結核患者1万96人のうち、外国生まれが1619人(約16%)を占め、対象6カ国出身者がその約8割にのぼる。検査は日本指定の現地医療機関で行い、証明書がないと原則入国できない。
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