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入国管理局、外国人の生体認証データに関する疑惑を否定

公開日
2025-02-22
メディア
Nation Thailand
記事要約
タイ王国警察の入国管理局は金曜日、2024年に約1,700万人の外国人入国者の生体認証データを収集していないとの指摘を否定した。この疑惑は野党議員ランシマン・ローム氏がFacebookで提起したもの。

入国管理局の報道官カタトーン・カムティアン大佐は、すべての入国者のデータは複数のITシステムで記録されており、国内外の治安機関のデータベースと照合可能だと説明。入国日や交通手段、ビザの種類、出国日などの情報も登録される。

また、外国人の滞在状況は「PIBICSシステム」で管理され、24時間以内に居住データが記録される。長期滞在者は滞在理由やビザ延長記録、住所、勤務先、納税情報などが追跡され、90日ごとに更新される。

さらに、法を犯した外国人はブラックリストに登録され、再入国時に偽造パスポートを使用しても検出される仕組みになっている。システムの処理能力に課題はあるが、データ収集には問題なく、新たな「タイ入国管理システム」の構築も進行中としている。
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タイ